タスクバーのキーボード操作まとめ
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さあ、恒例のキーボード派のための Windows 改善化シリーズ、第一回です。特に突っ込む必要はないです。
タスクバーはキーボード操作でつまづく一つの壁ですよね。たぶん一番わからないのはタスクバー自体の操作だと思います。スタートメニューとかウィンドウの操作はキーボードショートカットが割り当てられているので。でもそれらもコンテキストメニューを表示したいときとかはどうしたらいいか分からずしぶしぶマウスで右クリックするはめになると思います。
結論から言えば Win+B でだいたい解決しますけど、まあとりあえず目的ごとに並べてみましょう。以下の5つで全部かなと思いますけど、抜けがあるかも。
- 「スタート」メニューを操作する。
- ウィンドウ(タスクボタン)を操作する。
- ツールバー(クイック起動とか)を操作する。
- 通知領域(タスクトレイ)を操作する。
- タスクバー自体を操作する。

Fig. 1: タスクバー
まずはスタートメニュー。メニューの表示なら Win を押すだけですね。問題はスタートを右クリックしたい場合です。Alt には無反応だし Win を二度押すとフォーカスまで外れてしまいます。
そこで Win+B を使います。この機能は通知領域にフォーカスを移動する、というものです。キーを押してみると通知領域のアイコンが点線で囲まれたりすると思います。通知領域の話は後にするとして、そこから Tab を押すたびにタスクバーの各部にフォーカスが移動していきます。スタートなら2回押せばいいはずです。Vista ならスタートの Windows のロゴが光るので分かると思います。[Fig. 2] あとは Menu でコンテキストメニューが表示できますね。

Fig. 2: スタートがアクティブになると光る
後はだいたい同じです。Tab を押すごとに左から順にフォーカスが移動しますので、私の環境([Fig. 1] 参照)なら3回押すとウインドウ、4回押すとツールバーのデスクトップという具合です。たぶんスタートとウィンドウの間にクイック起動がある人が多いと思いますけど、その場合は「スタート→クイック起動→ウィンドウ」というふうになります。
ちなみにウィンドウのボタンとか通知領域の項目は複数ありますけど、この移動にはカーソルキーを使います。[Fig. 3][Fig. 4]

Fig. 3: ウィンドウのフォーカス

Fig. 4: 通知領域のフォーカス
あとはタスクバー自体にフォーカスを移す方法なんですけど、これがスマートな方法が見当たらない。なのでちょっと無理やりなんですけど、早い話 Win+B のあとに Win を2回押せばできます。 Win は1回押すとスタートメニューが開いて、もう1度押すとフォーカスはもともとあったところに戻る、という挙動をするようなのです。押せば分かります。これを読んでるならアクティブなのはウェブブラウザでしょうから、2回押すとウェブブラウザにフォーカスが戻りますよね。まあそういうことです。
ところで私自身はこんなのめんどくさくて結局タスクバー操作はほとんどマウスを使っていたりするというのは内緒です。